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物件のことは大下が伝授!
大下 達哉 株式会社 さくら事務所
日々のインスペクションの現場から、重要なポイントをお伝えします。
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| プロフィール |
耐震等級3というのは、住宅性能表示制度において、最高ランクを意味しています。
大手ハウスメーカーの一戸建ては、ほとんど全ての商品で、耐震等級3が標準です。
フランチャイズの会社や大手建売業者(パワービルダーと呼ばれる)でも、全棟 耐震等級3になっているところがあります。
結果として、耐震等級では差別化にはならないほどです。
これに対して、マンションの耐震等級はほとんどの場合、等級1です。
耐震等級2は少数派で、耐震等級3になると、探すのが極めて困難になります。
なぜ、一戸建ては耐震等級3が多くて、マンションは耐震等級1が多いのか?
それは、コストの差です。
鉄筋コンクリート造のマンションでは、耐震性を上げるために鉄筋やコンクリートなどを多く使う必要があり、金額は大幅にアップします。
また、壁や柱などが大きくなるため、下の階ほど部屋が狭くなって売りにくくなるというデメリットが出てきます。
一戸建ての場合、耐震性を増したとしても、部屋が狭くなるほど柱や壁が厚くなることはありません。
また、住宅性能表示制度の耐震性能の評価では、室内の石こうボードなど、これまであまり意識していなかった部分を構造耐力として算入できるため、それらを考慮することで比較的容易に耐震等級3を得ることができるのです。
費用としては、大抵の場合、数十万円レベルのコストアップでしょう。
耐震等級3が標準仕様の場合、コストアップは意識する必要がないほど。
枠組壁構法(ツーバイフォー工法)の場合、普通の仕様でも耐震性能が高いため、特に意図しなくても耐震等級3を得られることもあります。
http://t-ohshita.com/