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物件のことは大下が伝授!
大下 達哉 株式会社 さくら事務所
日々のインスペクションの現場から、重要なポイントをお伝えします。
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| プロフィール |
耐力壁の配置には、もう1つルールがあります。
それは、耐力壁線で囲まれる面積は、40平方メートル以下にするというもの。
40平方メートルというと、約24畳です。
これは、在来軸組工法でも、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)でも同じです。
ちなみに、木質パネル工法でも同じです。
つまり、耐力壁線で囲まれる面積を考えると、この3つは、構法的な制限が同じだということです。
言い方を変えると、間取りの制限のルールもほとんど同じだということ。
制限が同じなのに、なぜ在来軸組工法は開放的な間取りが出来ると言われるのか?
答えは、「設計者がこのルールを知らない」からでしょう。
在来軸組工法の場合、耐力壁線で囲まれる面積に、法的な強制力はありません。
検討を「しなければならない」のは、住宅性能評価の耐震等級2 または 3を取る場合だけです。
ツーバイフォー工法(枠組壁工法)や木質パネル工法では、耐力壁線に囲まれる面積というのは、工法の仕様の中に組み込まれています。
従って、設計ルールに従うと、必然的に安全性が高い建物になるのです。
これまでの木造の研究により、耐力壁線で囲まれる面積の制限を守った方が耐震性が高くなるというのは、専門家の間では広く知られています。
悪いことは言いません。
在来軸組工法でも、このルールを守りましょう。
建物の寿命が長くなれば、地震に遭遇する確率も高くなるでしょう。
阪神淡路大震災以後に大きく進歩した木造の研究結果を元に、安全な住まいを作ったり、選んだりすべきです。
http://t-ohshita.com/