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物件のことは大下が伝授!
大下 達哉 株式会社 さくら事務所
日々のインスペクションの現場から、重要なポイントをお伝えします。
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| プロフィール |
阪神淡路大震災以後、広く採用されるようになりました。
免震の効果は大変高く、一定以上の大きさの地震が来ても、建物そのものの揺れを大幅に低減できます。
新潟県中越地震においても、免震装置を採用した小千谷総合病院の介護老人保健施設は、構造体への被害が無かったとされています。
私は学生の時に、免震や制振装置の実大実験を行なったことがあります。
振動実験の装置を使って、地震の大きな揺れを何百回と見ていると、(実験の時、震度という基準は使いませんが)震度4〜5くらいの小さな揺れには慣れてしまい、大きな揺れを入力する時の建物の壊れ方が楽しみになってきたりします。
「柱が折れた!」とか、
「大きな音がしたから、ひび割れを確認しなくては」
「結構被害を受けたけど、あと1回いけるかな?」
「レーザー距離計、壊れなくて良かった。危うくぶつかるところだった」
などととなるわけです。
ちなみに、実験で一番楽しみだったのが、最後の日に行なわれる破壊実験(壊れるまで試験体を揺らすこと)でした。
しかし、免震の実験はあまり面白くありませんでした。
日本のトップ3に入る大手ゼネコンが新しく開発した、非常によく効く免震装置だったのですが、一定以上の地震を入力しても、上の建物の揺れがあまり変わらないのです。
つまり、震度2〜3レベルを入れても、震度7レベルを入れても、建物がほとんど揺れないという意味で同じだったのです。
その効果を目の当たりにして、免震の効果は凄いものだと思いました。